今回のタイトルはやけに冗長ですが、それ故多くを語る必要はないでしょう。タイトルにある通りです。

普段予定が決まっているときは金券ショップで購入した旅行券を使用して旅行会社で購入することがほとんどですが、このときは急に乗車が決まったのでその手が使えませんでした。

そういう場合はe5489を見てめぼしい特企券がないかをサーチしますが、あいにくこのときは正規の自由席特急料金が最安でした。別にそうであってもe5489で買えばいいのですが、今回はあえてJR九州のネット予約サービスで購入することにしたのです。

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こちらがそのときの券です。区間は鳥取から米子、発券も城崎温泉駅とまるでJR西日本以外の会社が入る余地はないように思えますが、「JR九州ネット予約」の文字が左上にあり、JR九州で他社関連の乗車券類を購入したことを表す(6-タ)の文字も見えます。また発行箇所もe5489の場合は「西予約セe040発行」の例のようになりますので、「予約センター75発行」というのも九州独特です。

JR各社のインターネット予約サービスはいまだ完全ではないとはいえある程度の相互乗り入れが図られており、JR西日本と九州についてもお互いのエリアでお互いのサービスで予約した乗車券類(一部特企券をのぞく)の受け取りが可能です。

おそらく「大阪から長崎までの往復のきっぷをe5489で購入した人がかえりの分を九州エリアの長崎でも受け取れるように」というような場合を想定しているのだと推測されますが、今回のようにまったく関係ない場合でも予約、受取りが可能です。

なお、e5489で購入すると何の還元もない一方、JR九州ネット予約で購入すると西日本区間完結でも0.5%のポイント還元が受けられるので、今回の行動は実は全くの奇行というわけではないのでした。