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大阪駅からJR京都線方面へゆく207系/321系の普通電車は、そのほとんどが高槻行きまたは京都行きです。

そのほかは琵琶湖線の草津まで行くのと吹田で終点となるのとがそれぞれ1本ずつ(草津行きは土休日運休)あるのみです。

このうち草津行きのほうはまだ大阪を7時台に出発するので見ようと思えば見られる時間帯なのですが、吹田行きのほうは大阪を早朝5時台に発車するのでなかなか拝むことが難しくなっています。

ところが、昨日はJR神戸線内の車両確認のため直通するJR京都線のダイヤも一部乱れました。

このため本来なら昼間に見ることのできない「普通・吹田行き」が急遽設定されましたので、ご紹介します。

≪下に続く≫
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​「普通 吹田」を表示する発車標(大阪,2680.9.20)

「普通 吹田」の表示のある発車標です。当該表示は3段目に表示されています。本来ならば早朝5時台にしか拝むことができません。

しかし、私は時刻表とかダイヤグラムとかは全くわからないので頓珍漢なことを言っているかもしれませんが、先発の15:32発を吹田行きにして後発の15:47発を高槻行きにしたほうが良かったんじゃないかと思うんですがどうでしょうか。

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​321系による普通吹田行き(大阪,2680.9.20)

​先発の高槻行きを見送って、普通吹田行きが入線してきました。車両は321系です。

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​「吹田」表示を拡大(吹田,2680.9.20)

行先表示器のあたりを拡大します。確かに「吹田」と表示されています。

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​側面の行先表示器(大阪,2680.9.20)

側面の行先表示器です。こちらも「吹田」の表示が出ています。

新しい車両や更新車によくあるあの白色のLEDより、このオレンジ色のLEDのほうが好きなんですが、分かってくれる方はいらっしゃいますでしょうか。

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​「JR」ロゴ表示のWESTビジョン(新大阪,2680.9.20)

車内に乗り込みます。WESTビジョンは、残念ながら異常時や設定のない行先のときに表示される「JR」ロゴでした。

早朝の1本とはいえ定期ダイヤで存在しているわけですから設定はあるはずなのですが、なぜでしょうか。

もしかしたら定期の始発駅は新三田、この列車の始発駅は宝塚なので、それが原因かもわかりません。

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​「吹田」表示の運転席のモニタ(東淀川,2680.9.20)

あまり乗務員室内を撮影するのは好ましくないとは思いますが、停車中に消音カメラを使って極力運転士さんの邪魔にならないように1枚だけパシャリ。

運転席のモニタにも「普通  / / 吹田」と表示されていました。

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​吹田駅発車標の「当駅止まり」表示(吹田,2680.9.20)

電車はものの数分で吹田に着きました。「吹田に快速を!」という声がありましたが、確かにこの速さじゃ快速なんて停めなくても十分な気がしますね。

画像は吹田駅の発車標です。ここに「当駅止」の表示が出るのも早朝1本のみのはずです。

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​表示そのままに電留線へ向かう321系(吹田,2680.9.20)

電車は到着後すぐ京都方の電留線へと引き上げていきました。表示は「普通 吹田」のままでした。

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​電留線に停車中の321系(吹田,2680.9.20)

スマートフォンでの撮影のため画質は粗いですが、上下電車線の間にある電留線に停車中の321系です。

電車はこのあと折り返し吹田始発の普通電車として大阪方面へと下って行きました。

≪下に続く≫サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

早朝1本の吹田行きは過去に一度だけ撮影したことがあるのですが、そのときは側面の行先表示器が切れてしまって失敗だったので、思いがけぬところでリベンジができました。

ダイヤ乱れにより迷惑を被った方も大勢いらっしゃるでしょうからあまり大っぴらに喜ぶのはよろしくないと思いますが、それにしてもいいものが見られたと思います。