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加古川線は、ほとんどの列車が途中の西脇市駅で系統分割を行なっています。ところが、1日1往復に限って、西脇市駅を越えて運転される直通電車が設定されています。

今回は、その直通電車に乗車した模様をお届けします。


【目次】

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1.加古川駅で谷川行きを待つ

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​加古川駅の駅名標(加古川,2680.6.20)

加古川駅の駅名標です。今回は加古川から谷川へ下ります。

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​乗換改札口付近の発車標(加古川,2680.6.20)

乗換改札口付近の発車標です。上段に「谷川」の文字が見えます。

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​ホーム上の発車標(加古川,2680.6.20)

ホーム上の発車標です。同じく上段に「谷川」の文字が見えます。

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​加古川駅に入線する125系電車(加古川,2680.6.20)

125系が「加古川」表示で入線です。

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​「谷川」幕を出す125系

到着後、「谷川」表示に変わりました。

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​側面の方向幕(加古川,2680.6.20)

側面の行先表示器も「谷川」の文字を灯しています。

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​車内LED(加古川,2680.6.20)

そして車内LEDも「普通、谷川行き」と表示しています。

2.系統分割駅・西脇市駅へ

まもなく発車です。車内は、1両編成ということもあってか立ち客が複数出ていました。

加古川を出ると、山陽本線から左に逸れて日岡、神野と停まります。神野の次は、半数ほどの列車が折り返す厄神です。厄神、市場、小野町と停まり、次は神戸電鉄線や北条鉄道線との乗換駅である粟生です。

粟生からもさらに北上すると、系統分割駅の西脇市駅に着きます。

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​西脇市駅に停車中の103系電車(西脇市駅,2680.6.20)

西脇市駅では、向こうのホームに加古川行きの103系電車が停まっていました。

なお、旅客の大半はこの西脇市駅で降りました。

ちなみに、この列車はこの駅で列車番号の変更を行ないますが、運転手さんは引き続きの乗務でした。

10分ほど停車したのち、終点の谷川へ向かいます。

≪下に続く≫

3.終点の谷川駅へ

西脇市駅を出ると、景色は田園から山へと変わります。

新西脇、比延、日本へそ公園、黒田庄、本黒田、船町口、久下村と停車し、まもなく終点の谷川です。

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​谷川駅の駅名標(谷川,2679.12.15)

谷川駅に到着です。谷川駅は、福知山線も乗り入れていますが、乗継なんてものをあてにしてはいけません。

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​谷川駅に運転停車する特急こうのとり(2680.6.20)

加古川線の電車が谷川に着いてすぐ、福知山線の大阪方面ホームに特急こうのとり16号が停車。

と聞くと、「なんだ、接続いいじゃないか」と思うでしょう?ところがどっこい、何をどう惑ったか、この電車は運転停車なんですよ。

城崎温泉行きのこうのとりとすれ違うために一旦停車するだけで、客扱いは行いません。

次のこうのとり18号は1時間以上も後の発車ですから、それまで待たねばならないのです。

加古川線と福知山線とでは管轄する支社が異なるからなのでしょうが、もう少しどうにかならないものなのですかね…

4.まとめ

以前加古川線に乗車したときは西脇市駅で分割する便でしたから、ホームを渡っての乗換えと待ち時間が億劫でしたので、直通電車は非常に楽でした。

しかし、なぜ1往復だけ直通電車が存在するのか、どなたかご存知ないですかね?