今日は久しぶりの乗車券ネタ。といっても制度的なものではなく小ネタ的なものです。

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湘南モノレールの出札補充券。発行日は今日令和4年4月4日、4並びの日です。

更新の難しいダッチングマシンで日付を打つ硬券乗車券などを除けば大半が西暦表示に切り替わってしまいました。手書きである補充券であれば係員さんによっては和暦で記入される方もおられますが、大抵は西暦記入です。

ところが湘南モノレールでは会社として(もしくは同社大船駅として?)和暦で発行するようにしているようで(趣味発券が容易なことと合わせてこの会社で4並びの券を出すことにしたのもそれが理由ですが)、専用の元号訂正印が捺されていました。

さて、券面を見てみます。本来「領収額」とされるべきところが「領収書」と誤記されていて上から正しい表記のハンコが捺されています。界隈では昔から有名なミス券ですが、今のところはまだ健在のようです。

余談ですが券番の枝番が「45」となっています。一つ早ければ「44」でこれも4並びだったので悔やまれるところです。

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裏面です。「通行税」「東京電環」などの昔らしい語が見られますが、一方で「JR線」の語も見られます。東京電環というのは現在の東京山手線内のことですが、名称が変わったのは昭和47年のことであり、昭和62年に発足したJRとの共存はあり得ません。途中下車のできないのが電車特定区間内各駅相互発着から大都市近郊区間内各駅相互発着へと変わったのも国鉄時代なのでこれも同様です。

そもそもこのようなところでは「旅客鉄道会社線」などと書かれるのが自然で、「JR線」と書くのは不自然です。ほかの部分に不審な点はないのでなおさらです。

ですのでおそらく国鉄が分割民営化された際に「国鉄線」とあったところだけを「JR線」と書換えたのではないかと推測できます。

もっとも平成25年に湘南モノレールとJR線との普通旅客の連絡運輸が廃止されてしまったので今更どうこう言っても仕方のないことですね。

なお余談ですが、この券はJRなどの一般的な補充券より少し横に長く、JRなどの補充券なら入るJTBのチケットホルダーに入らないので注意が必要です。JR四国のチケホルならギリギリ入りました。