本来ならばGW明けから運転が始まっていたはずの、京都・大阪と出雲市を結ぶJR西日本の新しい夜行列車「WEST EXPRESS 銀河」。ところが、新型コロナウイルス感染症の流行により運転開始の延期が発表されて以降、今後のめどが立っていない状況が続いています。

今回は、「銀河」の今後がどうなるのか予想したいと思います。

【目次】

お金がたまるポイントサイトモッピー

1.「銀河」の本来の予定と現況

そもそも「銀河」はどのような運行が計画されていたのでしょうか。

予定では5月8日(金)にファーストランが行われ、その後は9月まで週に2往復程度山陰方面への夜行列車として運転、そして10月から来年の3月までは、下関方面への昼行特急として運転されることとなっていました。

ところが、新型コロナウイルスの感染拡大により運転開始の延期が発表された以来、特にアナウンスはありません。

「銀河」の特設サイトを見ても、「新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みを踏まえ、運行開始日を延期いたします。 運行開始日、運転日については改めてお知らせいたします。」となっているだけで、具体的な日付や今後の運転計画への言及はありません。

また、先日発表された「夏の臨時列車の運転について」でも、「銀河」の文字を見ることはできません。

2.10月に山陽方面への昼行特急として運行開始か

では今後「銀河」の運転はどうなるか。大きく3つの可能性があります。

まず一つ目は、10月に半年遅れで夜行列車での運転を開始し、来年4月から同じく半年ずらして昼行特急での運転を行うというもの。二つ目は、10月から一旦予定通り昼行特急として運転を行い、来年4月から1年遅れで山陰方面の夜行列車として運転を行うというもの、そして最後が今年度中の運転開始を諦め、夜行、昼行ともに1年遅らせて運転するというものです。

このうちのどれが一番可能性が高そうでしょうか。

私は2つめの可能性が最も高いと考えます。というのも、「銀河」の運行概要には「駅や車内における特産品の販売や伝統芸能披露などの各種おもてなしを実施」とあり、予定を変更すると何かと不都合です。それに、ダイヤの都合だってあります。

とすれば、できるだけ当初の予定を変更したくないでしょう。

そうなれば、既に予定が狂ってしまっている夜行運転は一旦諦めて、昼行運転から予定に乗せるということはないでしょうか。

ダイヤが乱れたときに「後続の列車にまで遅延が波及しないように、遅れた列車は待避線に避けてダイヤ回復を目指す」なんてことをよくやっている鉄道会社なら、この方法がトップにあがってきてもおかしくはありません。

3.今後の感染状況次第

とはいえ、結局は今後の感染状況次第です。

8月9月に第二波が押し寄せて再度緊急事態宣言が出ようものなら、10月から呑気に観光列車を走らせている場合ではありません。

「銀河」に早く乗りたいならば、我々一人ひとりが感染拡大の防止に努めるほかありません。