JR西日本の顔・新快速。新快速といえば、大阪と京都を30分もかからずに結ぶという速達性のほかに、転換クロスシート車の投入という快適性があげられます。しかし昨年、ただでさえ快適な新快速に、更に快適さを追求する「Aシート」車が一部の編成に登場しました。登場から1年余りが経ちましたが、先日ようやく乗車する機会がありましたのでご紹介します。

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​「△4は有料座席」を示す発車標(大阪,2680.3.20)

 今回は大阪から乗車しましたので、大阪駅の発車標の挙動をば。乗車位置は「△1〜3,5〜12」と「△4は有料座席」が交互に表示されます。また遅れ欄や最下段のスクロールでも頻りに案内されています。

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​Aシート車両の側面(草津,2680.3.20)

 Aシート車両の側面の様子です。この帯が北陸の521系にそっくりで、北陸本線をこれが走っていてもすぐには気付かないんじゃないでしょうか(笑)

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​車内の様子(大阪,2680.3.20)

 車内の様子です。近日の情勢の割には人が乗っているように思えました。

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​座席前の様子(新大阪〜高槻,2680.3.20)

 座席前の様子です。一般的な特急列車と同様です。座席はおそらく683系と同じものなんじゃないかと思います。

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​テーブルを引き出した様子(新大阪〜高槻,2680.3.20)

 テーブルを引き出すとこんな感じです。これも一般的な特急列車と同じですね。

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​チケットホルダーに収納した乗車整理券(新大阪〜高槻,2680.3.20)

 一点異なるとすれば、座席背面上部に乗車整理券を入れるホルダーがあることです。検札に来た車掌さんは、これを見て料金を支払済か確認します。

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​Aシートの乗車整理券

 Aシートの乗車整理券です。車発機による発行です。左右の赤いラインはただもうすぐ紙切れになるというサインで、Aシートだからというわけではありません。

 以上、新快速のAシートに乗った模様をお届けしました。Aシートの良さは、リクライニングがどうとかテーブルがどうというよりは、隣に人が来ず、人の出入りも少ないので落ち着いているというところにあるんじゃないかな、と思いました。また機会があれば乗りたいです。