IMG_9040

大阪の京橋と京都の木津を結ぶ、学研都市線。大阪の都市圏を発着するというので身近な路線でもおかしくはありませんが、並行する大和路線のほうが早くて快適なので、案外大回り乗車でも乗る機会がありません。

かくいう私も、ほとんど学研都市線に乗ったことがありませんでした。

簡単に大回りをするときは新大阪〜(JR京都線)〜京都〜(JR奈良線)〜奈良〜(大和路線)天王寺、少し時間をかけるときは京都から琵琶湖線、草津線、関西本線経由、時間がたっぷりとあるときは京都から草津までを湖西線、琵琶湖線経由、といった具合で、どのプランでも木津〜大阪間は大和路線で決まりだったのです。

ところが、最近は大回り乗車のマンネリ化が著しいように感じたので、心機一転ということで未開の学研都市線に乗ってみることにしました。


【目次】

お金がたまるポイントサイトモッピー

1.起点の木津駅

FullSizeRender
​木津駅の駅名標(木津,2680.7.4)

今回は、学研都市線の起点である木津駅から乗車します。

この木津駅は、学研都市線のほかに大和路線天王寺・JR難波方面、関西線加茂・亀山方面、JR奈良線宇治・京都方面と4方向に線路が伸びており、京都府南部の交通の要所となっています。

FullSizeRender
FullSizeRender
​木津駅1・2番のりばの発車標(木津,2680.7.4)

学研都市線の電車は1番のりばから発車します。

2番のりばに奈良方面から入る大和路快速と連絡し、木津をほぼ同時に発車します。

FullSizeRender
​ホーム北側を眺む(木津,2680.7.4)

ホーム北側です。ホームが切れ終わらないところから分岐が始まり、左が学研都市線京橋方面、右が大和路線加茂方面とJR奈良線京都方面です。

FullSizeRender
​入線する321系(木津,2680.7.4)

しばらくすると、321系電車が入線してきました。JRは折り返しの入線時にはすでに幕を回し終わっていることが多いですが、この電車は幕を回しながら入線してきました。

FullSizeRender
​木津駅に停車中の快速篠山口行き(木津,2680.7.4)

電車は京橋からJR東西線、JR宝塚線経由の快速篠山口行きです。

木津から新三田を超えて篠山口まで行くのは1日5〜6本で、何気にレアです。

FullSizeRender
​側面の方向幕(木津,2680.7.4)

側面の方向幕です。JR宝塚線に直通するので、路線記号は「​ G 」となっています。

FullSizeRender
​車内のWESTビジョン(木津,2680.7.4)

車内のWESTビジョンです。しばらく各駅停車区間が続きます。

≪下に続く≫

2.各停区間をのんびりと

電車は木津を定刻に発車しました。

FullSizeRender
​西木津駅の駅名標(西木津,2680.7.4)

木津を出ると、まずは西木津に停まります。

IMG_9023
​西木津駅発車時の車内の様子(西木津〜祝園,2680
7.4)

西木津を出た時点で、先頭車両は私だけになりました。他の車両には当然人はいましたので、空いているのにわざわざ先頭車まで歩いてくることはないということでしょうね。

IMG_9025
​並行する近鉄線(西木津〜祝園,2680.7.4)

西木津を出てしばらくすると近鉄京都線が頭上を渡り、並走をはじめます。

大阪市内や兵庫県方面へ向かう学研都市線と京都方面へ向かう近鉄京都線とが一時的にとはいえ同じ方角を向いて走るのは不思議な感じです。

IMG_9026
​祝園駅で行き違いを行なう快速木津行き(祝園,2680.7.4)

まもなく祝園に着きます。この区間は単線のため、この駅で快速木津行きと行き違いを行いました。

それより、祝園って「ほうの」って読むんですね。ずっと「ほうの」だと思ってました。

FullSizeRender
下狛駅の駅名標(下狛,2680.7.5)

祝園を出ると次は下狛です。この辺りの地名は「下新庄」というんだそうです。遠く離れた阪急の香りがムンムンとしてきます。

IMG_9028
​JR三山木駅で行き違う快速木津行き(JR三山木,2680.7.4)

次のJR三山木では、再び行き違いを行ないます。

雨が激しく降り注いでいます。雨といえば、九州のほうは大丈夫でしょうか。とても心配です。

FullSizeRender
​並走するシリーズ21(JR三山木〜同志社前,2680.7.4)

JR三山木〜同志社前間では、近鉄京都線の電車と並走しました。

FullSizeRender
同志社前駅の縦型駅名標(同志社前,2680.7.4)

まもなく電車は同志社前です。名前の通り、同志社大学の最寄駅となっています。

この同志社前で折り返す電車も多数設定されています。

FullSizeRender
​京田辺駅の駅名標(京田辺,2680.7.5)

次の京田辺辺りから、一気にお客さんが増えて近郊路線の様相を呈してきました。

FullSizeRender
​大住駅の駅名標(大住,2680.7.4)

ここまでは近鉄京都線に沿って北進していましたが、この辺りで進路を西に変えます。

FullSizeRender
​松井山手駅の駅名標(松井山手,2680.7.4)

次の松井山手では、京橋方面からの大半の普通電車が折り返します。

FullSizeRender
​長尾駅の縦型駅名標(長尾,2680.7.4)

松井山手駅を出ると、まもなく長尾に着きます。長尾から快速系統は通過運転を始めます。

≪下に続く≫

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ


3.快速区間をかっ飛ばす

FullSizeRender
​京阪線と交差する河内磐船駅(河内磐船,2680.7.4)

長尾を出ると、はじめの通過駅である藤阪、続く津田と通過して河内磐船に停車します。

河内磐船駅附近では京阪交野線と交差しており、乗換駅である河内森駅が近接しています。

FullSizeRender
​四条畷駅で待避する普通電車(四条畷,2680.7.4)

河内磐船を出ると、次の星田に連続停車したのち、東寝屋川から改称した寝屋川公園と忍ヶ丘を通過して、四条畷に停車します。

四条畷では、普通電車と連絡していました。

しかし、五條市の五条駅といい四條畷市の四条畷駅といい、市名の「條」の字を「条」に変えるのは慣例か何かなのでしょうか。

FullSizeRender
​住道駅で待避する普通電車(住道,2680.7.4)

続く停車駅である住道でも普通電車との連絡を行ないました。

IMG_9039
​放出駅の駅名標(放出,2680.7.4)

住道駅の辺りから高架となり、快調に放出へ向かいます。

実際は京橋まで学研都市線区間ですが、放出〜京橋間はおおさか東線〜大阪環状線の乗換えで頻繁に利用していますので、今回はパスしました。

≪下に続く≫

4.快速もオールロングの理由

さて、今回321系の快速に乗ったわけですが、乗車した電車に限らず、快速系統も含めてすべての電車がオールロングシートの207/321系となっています。

あの和歌山線ですら王寺〜五条間には僅かながらクロスシートの221系運用があるわけで、クロスシート率0%の路線はJR西日本の近畿エリアではこの学研都市線と直通するJR東西線を除けばあとはおおさか東線くらいなものです。

これにはいくつか理由があります。

まず1つ目は、学研都市線が純然たる通勤通学路線で、観光需要が全くないこと。

阪和線でも大和路線でも、多少は観光路線としての側面があります。

ところが学研都市線にはそれが全くと言っていいほどそれがありません。

通勤需要が殆どならば、混雑しにくく座りやすいロングシートのほうが好都合です。

また、JR東西線内のホームドア設置駅のホームドアは4ドア固定となっており、北新地駅通過なんて暴挙に出ない限り、3ドアのクロスシート車の導入は難しいでしょう。

≪下に続く≫
お金がたまるポイントサイトモッピー

5.意外とすごい!学研都市線

そんな学研都市線ですが、実は意外とすごい路線なんです。

今でこそ電化路線がふつうですが、関西の国鉄線で初めて電化されたのが、この路線。「関西の国電の始祖」とも言うべき路線なのです。

また、関西の国鉄駅で自動改札機が導入されたのもここが最初。

時代の先端を行っていたのがこの路線だったんですね。